コーヒーを飲むと出る背中とおなかの痛み

コーヒーを飲むと、体調を悪くなるのですね。

コーヒーは身近な嗜好品ですが、コーヒーに含まれるカフェインには、中枢神経の興奮、眠気の防止、強心作用（末梢神経を拡大し心臓の拍動を増す）、利尿などの生理作用があります。

コーヒーは1日１～２杯が適量と考えられますが、多くても1日5杯くらい（カフェイン300㎎相当）までならば、ほとんどの成人に安全とされています。

飲み過ぎなければ心配はないのですが、飲み過ぎた場合には、頭痛、不安、イライラ感、耳鳴り、頻尿、血圧上昇などが起こることがあります。

背中とみぞおちの辺りが痛くなることと、コーヒーとの関連性についてですが、カフェインは胃酸の分泌を促すので、空腹時にたくさん飲むと、胃粘膜に炎症を起こす場合があります。

コーヒーを飲むと１日痛みが続いてしまうということなので、控えてみてはいかがでしょうか。

また、症状がコーヒーとは無関係な場合もあるので、症状が続く場合には消化器科を受診し、相談されるとよいでしょう。