PET検査でわかる病気

2022/01/28
PET検査では、脳の機能や心臓の病気についてもわかりますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
PET検査はがんの検査方法の1つですが、他の病気や症状の発見にも役立ちます。
まず、脳疾患です。PET検査では、CTやMRIではわからない脳の活動状態を知ることができます。活動が低下した部位の発見により、アルツハイマー型認知症の兆候などを初期段階から発見することができます。また、脳血管障害やてんかんの病巣の発見にも役立ちます。
心臓の筋肉には多くの血液が流れ、脂肪酸やブドウ糖などをエネルギー源として利用しています。心筋梗塞を起こした部位でも、PET検査でブドウ糖の代謝が行われていることがわかれば、まだ生きている心筋が残っていて血行再建治療により機能回復が見込まれることがわかります。手術やその他の治療方針決定に大変役立ちます。


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