新型コロナワクチンの交互接種とは?
新型コロナワクチンの交互接種について教えてください。
女性/40代
2021/12/21
1回目と異なる新型コロナワクチンを2回目に接種すること、また、1、2回目と異なるワクチンを3回目に接種することを交互接種といいます。
新型コロナワクチンの1回目と2回目の接種では、原則として同一のワクチンを使用することとしていますが、
●同一のワクチンを接種することが困難である場合
●一定の条件に該当する場合
は、1回目と異なるワクチンを2回目に接種することが可能になりました。
現在、接種が進められている新型コロナワクチン(ファイザー社、武田/モデルナ社、アストラゼネカ社)については、下記のようなケースに限り、1回目と異なるワクチンを2回目に接種すること(交互接種)ができます。
●1回目のワクチン接種後に重篤な副反応が生じたこと等により、医師が医学的見地から、2回目に同一のワクチンを接種することが困難であると判断した場合、交互接種も認められています。
●10代、20代の男性について、武田/モデルナ社のワクチン接種後、心筋炎や心膜炎が疑われる症状の報告頻度が、ファイザー社のワクチン接種後と比較して明らかに高いことから、1回目に武田/モデルナ社のワクチンを接種していても、2回目にファイザー社のワクチンの接種を選択することもできます。
また、3回目の追加接種では、1、2回目の初回接種で使用されたワクチンの種類に関わらず、mRNAワクチンの接種が推奨されており、複数の国で、初回接種と追加接種で異なるワクチンの使用(交互接種)が認められています。
※2022年1月31日時点の内容です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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