子どもの頬がカサカサして赤くなっている
生後4か月の女の子です。寒くなってから、頬のあたりがカサカサして、赤くなっています。病院に行くほどの症状ではないと思いますが、家庭でのケアについて教えてください。
女性/30代
2021/12/21
赤ちゃんの肌は大人と比べて皮膚が薄く、皮脂の分泌も少ないので、生後3か月頃から頬や手足などがカサカサしやすくなります。また、秋から冬にかけては、空気が乾燥しますので、肌のトラブルが発生しやすい季節となります。
家庭でのスキンケアの方法を紹介しましょう。
①清潔にしましょう
入浴時は刺激の少ない石けんをよく泡立てて、お母さんの手のひらで優しく洗いましょう。石けんは十分に洗い流してください。おっぱいやよだれなどで、顔の周りが汚れたときには、柔らかいガーゼをぬるま湯で湿らせ絞ったもので、丁寧に拭き取ります。
②保湿のためのクリームで保護しましょう
カサカサの程度が軽い場合には、入浴後に香料や刺激の少ない市販のクリーム類を薄く塗って様子をみましょう。どのような製品が赤ちゃんの肌に合っているかは、使用してみないとわかりません。カサカサが悪化するような場合には、赤ちゃんの体質に合っていないため、その製品は早めに使用を止めてください。症状がよくなるようであれば、しばらく使い続けてみましょう。
③赤ちゃんの様子を観察しましょう
カサカサがひどくなったり、痒みがあったりする場合には、寝ているときに、布団などに顔を擦りつけたり、お母さんに抱っこされているときであれば、お母さんの洋服に顔を擦りつけたりするしぐさが見られます。そのような状態が続くと、肌には傷がつき、ジュクジュクしたり、血がにじんだり、痒みのために機嫌が悪いなどの症状が出てくる場合があります。こういった症状が見られたときには、早めに小児科を受診し、症状に合った薬を処方してもらいましょう。
④その他
赤ちゃんの寝具や衣類、お母さんの衣類などの素材は、綿などの肌ざわりのよいものを選びましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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