免疫グロブリン濃度
最終編集日:2022/7/29
免疫グロブリンは、血清たんぱくのグロブリンのひとつで、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類に分類され、それぞれが免疫にかかわる役割を担っています。
採血により、体内の微生物や病気によって変動する5種類の免疫グロブリンの濃度を調べることで、感染症や慢性疾患、悪性腫瘍などの診断を行います。
また、多発性骨髄腫などのMたんぱく血症の観察、肝臓病や膠原病(こうげんびょう)の慢性化や進行度合いや活動性を見るのに用いられます。
基準値
・IgG 861~1747 mg/dL
・IgA 93~393 mg/dL
・IgM 男33~183 女50~269 mg/dL
出典:臨床検査基準値一覧(国立がん研究センター中央病院 臨床検査部|2021年8月)
基準値より高い場合に疑われる病気
骨髄腫、原発性マクログロブリン血症、慢性肝炎、肝疾患、膠原病、悪性腫瘍など
基準値より低い場合に疑われる病気
無γ-グロブリン血症など
監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三