ヘマトクリット

最終編集日:2022/7/29

赤血球は血液の細胞成分のほとんどを占めていて、肺で取り込んだ酸素を全身に運び、不要となった二酸化炭素を全身から回収して肺にもち帰るという役目を担っています。
この赤血球が血液全体のなかに、どれくらいの割合(容積)で含まれているのかを示す数値、つまり血液中の赤血球の容積割合を、ヘマトクリット値(Ht)といいます。


検査でわかること

ヘマトクリット値を調べることで、体の異常を見つける手がかりになります。数値が低ければ貧血を疑い、数値が高い場合は多血症や脱水などを疑います。


基準値

男性 39.8~51.8%
女性 33.4~44.9%
(日本予防医学協会)


基準値より低い場合に疑われる病気

・貧血
ヘマトクリット値のほか、赤血球数、血色素量の3つの検査数値から、貧血の種類を検討します。


基準値より高い場合に疑われる病気

・多血症
血液が濃く(多血症)なることで流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなります。放置すると脳梗塞や心筋梗塞の原因なる可能性があるため、注意が必要です。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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