暑さをのりきる食事のとり方は？

朝晩に少しずつ秋の兆しが感じられるようになりました。夏の疲れが出やすい時期でもあります。まだしばらくつづく暑さを食事の工夫でのりきりたいですね。

食欲が低下しやすい暑い時期をのりきる食事の秘けつは、1日3食を規則正しく、主食・主菜・副菜をそろえて食べることです。おすすめは、香りを効かせた香味野菜を組み合わせる、酸味や辛味のあるものを使うなどです。彩りのよいメニューや食材の種類の豊富なメニューを選ぶと、自然にバランスが整います。

そうめんなどのめん類には、具やおかずも添えて、エネルギー、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを補うことが大切です。冷たいアイスやお菓子などを食事以外に多くとると、食欲が低下してしまうので、控えるようにします。

冷たいものばかりとっていると、胃腸の働きが弱まって食欲がなくなりやすいので注意してください。どうしても食欲がないようなときは、栄養のバランスを考えながら、とれそうなものから食べるようにします。

また、水分を十分にとることも大切です。夏バテの症状は、体液の減少による軽い脱水症が原因のこともあるといわれています。普段から、こまめな水分補給を心がけましょう。