キシリトールガムで下痢?

最終編集日:2023/6/29

むし歯予防のため、キシリトール配合のガムを選ぶという人もいるのではないでしょうか。昨今、予防歯科の観点から歯科医が常用をすすめるケースもあるようです。


キシリトールとは、白樺などからとれるキシラン・ヘミセルロースという糖からつくられた糖アルコールの一種です。

厚生労働省から食品添加物の甘味料として認可され、世界保健機関(WHO)や 国連食糧農業機関(FAO)もその効果を認めています。そのため、むし歯を予防する天然甘味料として世界各国で使われており、国内でもさまざまな種類のキシリトール配合のガムが販売されています。


しかし、いくら歯の健康に役立つとはいえ、食べすぎには注意が必要です。キシリトールの1日の許容摂取量は設けられていませんが、1日に30〜40g以上とると、下痢やおなかに不快感が生じることがあるので気をつけましょう。

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監修

保健同人フロンティアメディカルチーム