耳の周囲の腫れ

最終編集日:2024/1/19

概要

耳の周囲には唾液をつくる耳下腺やリンパ節などさまざまな器官があります。

耳の下からあごにかけて腫れる場合は、流行性耳下腺炎、通称「おたふくかぜ」が考えられます。ムンプスウイルスによる感染で、痛みを伴う腫れと40℃近い発熱が10日ほどつづきます。両側が腫れることが特徴です。

流行性耳下腺炎は一度かかると抗体ができて、一般に生涯罹患することはありませんが、くり返し腫れる場合は反復性耳下腺炎が疑われます。むし歯菌などの口内細菌が、唾液の管を通って耳下腺に入り込み、化膿して起こる病気です。痛みが激しいので耳鼻咽喉科での診察が必要です。

ほかにも耳への外傷や、冬期にはしもやけや凍傷などで耳の周囲が腫れることがあります。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・腫れと痛みがひどく食事や睡眠がとれない

医療機関を受診

・腫れている部分に触ると痛い

・腫れを感じてからしばらくしたら発熱した

・腫れている部分に発疹が出ている

・腫れが引かず大きくなってきた

様子をみる

・腫れはあるが痛みはない

・腫れはすぐに治まって再発していない

セルフケア

腫れを感じたときに、耳自体が腫れているのか、それとも耳下腺やリンパ節が腫れているのかをよく確認のうえ、受診しましょう。

考えられる病気

監修

湘南医療大学 副学長 茅ヶ崎中央病院

喜多村健

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