慢性腎臓病(CKD)の疑い。どんな病気か知りたい
健康診断で、慢性腎臓病(CKD)の疑いがあると指摘されました。自覚症状はありません。CKDとはどんな病気か、また生活上の注意点などがあれば、教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の働きが低下する、あるいは、たんぱく尿(とくにアルブミン尿)が出るといった腎臓の異常が3カ月以上続く状態です。
腎臓は、細胞が障害されると機能が徐々に低下し、元に戻りにくくなります。CKDが進行すると、腎臓がほとんど機能しない腎不全になって人工透析が必要になる場合があるほか、脳梗塞や心筋梗塞などの心血管疾患のリスクが高くなることも知られています。
初期には、症状はほとんど現れませんが、進行すると(目安としてステージ3以降で)、むくみ、貧血、夜間頻尿、倦怠感などが現れることがあります。
CKDの進行には、高血圧や糖尿病、肥満、運動不足や塩分のとりすぎなどの生活習慣が関係します。
以下の留意点を心がけるとよいでしょう。
●バランスのよい食事を基本に、とくに塩分のとりすぎに注意する(調味料を控える、素材の味やだしのうま味を生かす、レモンや酢で味付けを工夫する、めん類の汁は残す、塩分の多い加工食品を控えるなど)。
●医師に相談の上、ステージに応じて、たんぱく質の摂取量を調整する。
●適正体重を維持するため、無理なく継続できるウォーキングなどの有酸素運動を続ける。
●十分な睡眠と休養をとる。
●禁煙する。
自覚症状がなくても、腎機能の低下が進んでいることがあります。原因や進行度に応じた管理が必要となるため、まずはかかりつけ医への受診をおすすめします。受診の際は健診結果を持参し、腎臓内科などの専門診療科への受診の必要性も含めて相談されるとよいでしょう。

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