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唾液腺がんで放射線治療が必要となるケース

女性/50代
2026/02/11

唾液腺がんの放射線治療は、どのような場合に行われるのですか。

この質問への回答

新宿三丁目駅歯科キースブライトクリニック

仮屋聖子

唾液腺がんの放射線治療は、主に以下のような場合に行われます。


●手術後の補助療法として

最も一般的な用途で、切除した範囲にがん細胞が残っている可能性がある場合や、リンパ節転移がある場合、悪性度の高い組織型の場合に、再発予防を目的に行われます。通常、手術後4~6週間程度で治療を開始し、6~7週間かけて照射を行います。


●手術が難しい場合の主な治療として

腫瘍が手術で取りにくい場所にある場合や、全身状態の理由で手術が難しい場合には、放射線治療が主体となることがあります。特に「腺様嚢胞がん」という組織型では、完全に切除できない場面で粒子線治療を主とする放射線治療が効果を示すことがあります。近年では、高精度放射線治療により正常な組織への影響を抑えながら、腫瘍に高線量を集中させることが可能になっています。


●症状を和らげる目的で

進行がんや再発がんで痛みなどの症状がある場合に、症状を和らげる目的で、根治を目指す場合よりも少ない線量で、短期間の放射線治療が行われることもあります。


放射線治療の主な副作用には、照射部位の皮膚炎、口腔乾燥症、味覚低下、粘膜炎などがあります。多くは治療終了後に徐々に改善しますが、唾液分泌の低下と開口障害は長期間続くこともあるため、治療前からの口腔ケア、リハビリテーションが重要です。副作用への対策も含めて放射線科医が説明しますので、気になることは遠慮なく相談してください。


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