Question

合併後の会社の方針が合わず、うつ状態

20年働いてきた勤め先が、最近の業績悪化が原因で大手企業に買収されました。希望退職者以外の社員は残りましたが、昇級制度や方針などがすべて親会社のルールに変更となり、働きにくさを感じています。それが原因でうつ状態となり、休みがちになっている部下もいますが、会社としては以前のメンバーはなるべく希望退職にもっていきたいようで、ケアも十分ではありません。管理職として部下たちを守りたい気持ちもありますが、自分の家庭を考えると親会社に従わざるを得ない状況で、板挟みとなり私自身がまいってきています。どういう立場で働いていけばよいのでしょうか。

男性/50代

2021/12/21

Answer

親会社の意向に従わなければいけない、一方で、部下たちを守りたい。片方を立てれば、もう片方が立たなくなる。おつらいですね。激しい戦闘の最前線で、部下の命は守りたいが、犠牲を出してでも前進せざるを得ない、という究極の状況に置かれた指揮官の姿が思い浮かびます。


こんな状況でできることが、何かあるのでしょうか。同じ立場に立たされたら、おそらくどんな人であっても、板挟みの葛藤状態になると思います。ですから、まずは、「これはもうどうにもできない。どうにもできないのだから、誰もが満足するような結果は望めないかもなぁ」と、よい意味で諦めてみたらいかがでしょうか。葛藤は、どうこうしようとすると、いっそうつらさが増すものですが、仕方がないと思って受け止めれば、たいていは、少し楽になるものです。


そうやって、少し肩の力が抜けて一息つけたなら、落ち着いて考える余裕が出てくるかもしれませんよね。そうしたら、先人たちの実践から学んでみたらいかがでしょうか。例えば、仮に最悪のケースとして、希望退職が始まり、あなたもリストラする側に立ったとしましょう。ご存じのとおりで、ある頃から多くの企業で経営の合理化が進められてきていて、すでに多くの管理職が、あなたが抱えているのと同じような板挟みの心境を経験してきています。そうした困難な状況の中で、彼らはどうリストラを実施し、完了させたのでしょうか。彼らの取り組みを知ることで、もしかすると、光明が見えてくるかもしれません。


彼らの取り組みは、実は本や映画になっていたり、テレビ番組などでも時折取り上げられたりすることがあるので、ネットなどで検索しご覧になることをおすすめします。なかには、涙なしには見ることができないような感動的な物語もいくつかあり、ちょっとした人間ドラマといっても過言ではない内容です。


詳細については実際にご覧いただければと思いますが、事例のいくつかにおいては、リストラ担当の上司たちは部下たちに非常に丁寧な面接を数回行い、退職を納得してもらっています。なかには、一人ひとりに就職の斡旋までしている管理職もいます。そうすると、こうした究極の選択において大切なことのひとつは、“誠意”という人間的な要素なのかもしれません。


人は追い込まれると、生きるか死ぬかのような二択の気分に追い込まれ、他の可能性が見えなくなりがちです。しかし、前述のように、諦めることや、誠意を尽くす、といったことだけでも、二択のがんじがらめからぬけられそうな気がします。あとは、実際に先人たちの例をご覧になっていただけたらと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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