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胃悪性リンパ腫ではどんな治療を行う?

男性/60代
2026/02/08

胃悪性リンパ腫と診断されましたが、どのような治療方法があるのか教えてください。

この質問への回答

医療法人医仁会 藤本病院

谷川祐二

胃悪性リンパ腫は、胃にできるリンパ腫(血液のがん)の一種で、治療法は「種類」と「進行度」によって大きく異なります。胃に発生するリンパ腫の約半数以上は、MALTリンパ腫(粘膜関連リンパ組織型リンパ腫)と呼ばれる比較的ゆっくり進行するタイプで、残りはびまん性大細胞型B細胞リンパ腫などの進行が早いタイプです。


●MALTリンパ腫の治療

多くの場合、ヘリコバクター・ピロリ菌という胃の中にいる細菌の感染が関係しています。このため、まずピロリ菌の検査を行い、陽性であれば除菌治療(抗菌薬を1週間服用)を行います。早期の病変では除菌だけで約70〜80%の方でリンパ腫が消失します。除菌後も病変が残る場合や、ピロリ菌陰性の場合は、放射線治療や抗がん剤治療(リツキシマブ)を検討します。


●びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の治療

こちらは進行が早いため、抗がん剤治療(化学療法)が中心となります。R-CHOP療法という、リツキシマブを含む複数の抗がん剤を組み合わせた治療が標準的で、3週間ごとに6〜8回点滴で行います。病変が胃に限局している早期の場合は、治癒を目指せることもあります。


治療方針は病理検査(種類)、病気の広がり(進行度)、全身状態によって決まりますので、主治医とよく相談しながら進めていきましょう。


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