吐き気が続くのは自律神経失調症の症状?

2025/05/25
おもに午前中に吐き気があってつらい日が続いていて、仕事にも支障が出ています。自律神経失調症があるのですが、その症状なのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
吐き気とは、脳のなかの延髄にある中枢の刺激によって起きる防御反応のひとつです。一般的に、吐き気は嘔吐の前兆であることが多いのですが、なかには慢性病の症状のひとつだったり、重篤な病気が隠れていたりするケースもあります。心因性のもの、消化器の病気、脳や神経の病気など、原因はさまざまです。
自律神経は通常、反対の作用をもつ交感神経と副交感神経が、バランスをとりながらからだの機能を一定の状態に保っています。しかし、強いストレスや過労、ホルモンの乱れによってそのバランスが崩れると、自律神経失調症を起こすと言われています。症状は多岐にわたり、眠れない、疲れがとれないなどの「全身的症状」と、吐き気、下痢や便秘などの「身体的(器官的)症状」、不安や気分が落ち込むなどの「精神的症状」などがあります。
ご相談者は、吐き気の症状が続いていて、日常生活にも支障が出ているようですので、一度受診されることをおすすめします。自律神経失調症で受診されているかかりつけ医、もしくはお近くの内科に相談されるとよいでしょう。


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