子宮頸がんの原因はウイルスって本当?

女性/20代
2025/03/27

子宮頸がんはウイルスが原因というのは本当ですか? どのように感染するのですか?

この質問への回答

がん・感染症センター 都立駒込病院 喜納奈緖

子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)という、ごくありふれたウイルスです。これは性行為によって感染するため、性交渉のある女性は誰でも感染する可能性があります。


HPVの種類は約200タイプありますが、子宮頸がんの原因となるのは「ハイリスク型HPV」と呼ばれるものです。ただし、ハイリスク型HPVに感染したからといって必ずがんになるわけではありません。大半は一過性の感染で、体に備わっている免疫が働くことでウイルスは1〜2年以内に自然排除されます。

しかし、約10%はウイルスが排除されずに感染が持続する場合があり、そのうちのごく一部が細胞に変化を起こして、「異形成」というがんの一歩手前の状態(前がん病変)になります。この段階でも、ウイルスが自然に排除されて細胞が正常に戻ることもありますが、一部はがんに進行します。

HPVに感染してからがんに進行するまで、おおよそ数年から十数年かかるといわれています。



※2025年2月18日時点の内容です。


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