眠くならない花粉症の薬は?

花粉症ですが、飲み薬は眠くなりそうで避けています。眠くならない花粉症の薬はありますか?
この質問への回答
はくらく耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニック 院長 生井明浩
眠くなりにくい薬はあります。かつてよく使われていた第一世代(1950年代に商品化)の「抗ヒスタミン薬」は眠気が生じたり、集中力が低下したりなどの副作用が現れやすかったのですが、現在主流の第二世代(1980年代に商品化)の抗ヒスタミン薬では、そうした副作用は起こりにくくなっています。
眠気については、車を運転する人や危険を伴う機械を操作する人は、特に気になる点でしょう。実際に、薬によっては「車の運転等危険を伴う機械の操作」を服用時の禁止事項にしているものもあります。しかし、そうした制約がない薬もあります。例えば、一般名フェキソフェナジン、ロラタジン、デスロラタジン、ビラスチンなどです。
鼻づまりに効果がある「抗ロイコトリエン薬」や、くしゃみ、鼻水に効果がある漢方薬の「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」は、眠気などの副作用は基本的にありません。
点鼻薬や点眼薬は鼻や眼といった限られた部位に作用する薬ですから、これらも眠気の心配はありません。
このように眠くなりにくい薬はいろいろあります。飲み薬を複数組み合わせたり、飲み薬と点鼻薬や点眼薬を組み合わせることで、眠気を起こさず、より効果的に花粉症などのアレルギー症状を抑えることができます。耳鼻咽喉科やアレルギー科などを受診して医師に相談してみましょう。また、市販薬の中にも眠くなりにくい薬はありますので、薬剤師に相談するとよいでしょう。
※2025年2月23日時点の内容です。


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