Question

前立腺肥大症で尿道カテーテルを使い続けることが負担

前立腺肥大症から排尿障害となり、現在は尿道カテーテルを使用しています。カテーテルを継続していくことに負担を感じているのですが、ほかによい治療法はないのでしょうか。

男性/60代

2024/11/10

Answer

前立腺肥大症排尿障害では、病状により薬物治療や手術治療が選択されます。薬物治療でも効果がない場合や、血尿、尿路感染、膀胱に尿がたまっても尿が出せない状態を繰り返す場合には、手術をすすめられることがあります。そのほか、生活の質をより良くするために患者さんが希望された場合、手術の適応となることもあります。


手術は内視鏡を用いて肥大した前立腺を取り除く手術や、ステントと呼ばれる管を狭くなった尿道に留置する方法などがあり、症状や状態に合わせて選択されます。

ただし、排尿障害などの前立腺肥大症の症状があっても、膀胱の収縮力が原因の場合は、前立腺の手術では症状の改善が得られないこともあります。手術を行うかどうかは、泌尿器科専門医の診断をもとに、十分に相談することが大切です。


現在の治療に負担や不安を感じているのであれば、まずは主治医にその旨を伝え、今後の治療について相談されることをおすすめします。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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前立腺肥大
泌尿器科
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