Question
水疱瘡ウイルスによる麻痺の予防
最近、水疱瘡のウイルスがもとで麻痺が起こるというニュースを見ました。予防する方法はありますか?
女性/40代
2024/10/15
Answer
水疱瘡(みずぼうそう)のウイルスとは、水痘・帯状疱疹ウイルスのことです。感染力がとても強く、感染経路は空気感染や接触感染があります。
このウイルスに初めて感染した場合には、水痘を引き起こします。
水痘・帯状疱疹ウイルスは水痘が治った後も、神経内に潜伏する特徴があり、疲れやストレスで免疫が落ちることによって潜伏していたウイルスが再活性化し、帯状疱疹や神経麻痺が発症することがあります。
水疱瘡ウイルスによる神経麻痺の発症を予防するためには、水痘に罹患しないことが大切です。ウイルスに対して免疫をつけるうえでも、幼少期に水痘ワクチンを接種することが、有効な方法であると言われています。また、水痘にかかったことがある人でも、水痘ワクチンの接種をすることで、免疫の強化が期待できるため、発症予防に有効であるとされています。
そのほか、疲れやストレスをためないようにすることも、免疫の低下やウイルスの再活性化予防につながります。日頃から、バランスのとれた食事や運動、十分な睡眠を心がけ、休息や気分転換を行うようにするとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
帯状疱疹
水ぼうそう
ワクチン
ワクチン(子ども)
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。