Question
子どもの熱性けいれんは繰り返しやすい?
先日、3歳の子どもが風邪で高熱を出し、熱性けいれんを起こしました。けいれんは1~2分でしたが、初めてのことで対応がわからず、救急車を呼んで病院に搬送してもらいました。熱性けいれんは繰り返すとショック状態が強くなると聞いたので、本当に不安です。熱性けいれん時の対応について教えてください。
女性/20代
2024/08/27
Answer
熱性けいれんは体温が急激に上昇するときに起こりやすいとされています。一般的に、一度熱性けいれんを起こした子どもの多くは繰り返しませんが、1歳以下から始まると繰り返しやすいとされ、30%は2回、10%位は3回以上起こす場合もあるようです。
ただ、熱性けいれんを繰り返し起こすことで、アナフィラキシーショックや重積熱性けいれんが起こりやすくなるという情報はありません。
熱性けいれんを繰り返しやすい子どもには、適応基準やルールに沿って、発熱時にけいれん予防の坐薬を使うこともあります。
初めて熱性けいれんを起こした場合は、救急車受診が必要ですが、二度目以降は、次のような対応が一般的です。夜間に熱性けいれんを起こし、5分以内に発作がおさまった場合、これまでと同じ症状ならば、処方されているけいれん予防の坐薬を使用して落ち着いていれば、翌朝受診すればよいでしょう。坐薬がない場合や、これまでと異なるけいれんならば、夜間でも早急に受診が必要です。日中も同様に受診が必要と思われますので、かかりつけ医の指示に従うとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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けいれん
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