夜になると起こる発熱の原因は?

1カ月くらい前から、夕方から夜に発熱します。37℃前半程度の微熱ですが、からだのだるさ、不快感があり、眠りも浅くなっています。そのせいか、昼間、ぼーっとしてしまったり、立ちくらみが起こることもあります。一度受診した近くの内科では、かぜではないかということで、解熱剤が処方されただけでした。長く症状が続くため不安です。どんな原因が考えられますか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
微熱(37~38℃)が2週間以上続いたり、一定の頻度で繰り返して改善のきざしがみられない場合は、以下のような原因が考えられます。
・何かに起因する体温調節障害
・ウイルス感染症、細菌感染症
・疲れやストレスなどによる心因性のもの など
微熱のほかの症状として、全身倦怠感、食欲不振、体重減少、発汗、めまい、呼吸が苦しい、息切れがする、腹痛や吐き気などがあるかどうかも、原因の特定には重要です。
ご相談者は微熱が続くことと、立ちくらみやふらつき、ぼんやりした状態が続くなどがあるということで受診され、かぜと診断されたとのこと。
かぜの治療は対症療法(発熱やせきなどの症状を改善する治療)で、処方薬を飲み切っても症状が治まらない場合は、かぜ以外の原因を考える必要があります。
微熱の原因は多岐にわたり相談内容から特定することは難しいため、再度受診して、主治医に相談することをおすすめします。ご相談者の場合は症状が強く、生活に支障が出ているようですので、早めの受診をおすすめします。1日の中で熱の出方に変動がある現在の状態と、症状に対して不安を感じていることを話してみてください。必要に応じて、呼吸器内科など、より専門的な診察を行う科を紹介してもらえると安心でしょう。


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