Question

膝関節症の治療、PRP療法・APS療法とは?

膝関節の痛みに対してPRP療法、APS療法を検討しています。これは誰でも適用できる療法でしょうか。年齢制限や禁忌となる疾患はありますか?

女性/60代

2024/06/28

Answer

膝関節に対してPRP(多血小板血漿)療法、APS(自己たんぱく質溶液)療法を検討されていらっしゃるとのこと。

PRP療法は、組織修復成分が含まれる血小板を利用して、本来備わっている治癒能力を高め、傷ついた組織の修復を促す治療法です。変形性関節症や、スポーツによる膝、肘、肩などの関節障害を対象としています。

一方、APS療法は、PRP療法よりさらに、炎症を抑えるのに有効なたんぱく質や軟骨の健康を促す成長因子の成分を高濃度に取り出し、関節内に注入する治療法です。変形性膝関節症の炎症や痛みを抑える効果が期待されています。

どちらも年齢制限はありませんが、糖尿病、がん、免疫不全症、膠原病など、感染を起こしやすい疾患をお持ちの方や貧血のある方などは治療が受けられない場合があります。


医療機関を受診の際は、専門医の診療時間や予約が必要かなどを事前にお電話でご確認いただくことをお勧めいたします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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