腰にズキッと痛みが走る。糖尿病と関係ある？

からだを動かしたときや起床時などに生じる腰の痛みは、一般的に整形外科領域の症状と考えられますので、まずは整形外科でご相談されるとよいでしょう。

医療機関を受診され、診断がつくまでは、日常生活に必要な最低限の動作以外は避け、できるだけ安静を保ち、中腰など腰に負担がかかる姿勢や、痛みが起こる姿勢は避けるようにします。

腰痛の原因はさまざまで、脊椎を構成している椎間板などの変性によるもの、無理な姿勢や動作、くり返される習慣によって筋肉や神経に負担をかけることで症状が起こるもの、炎症など、整形外科だけでも複数考えられます。

一般的には、安静にしても症状の改善がみられない場合は、受診が必要な症状と考えます。

診断名や症状の程度に応じて治療法や生活面の注意は異なりますが、整形外科的な問題による腰の痛みであれば、安静に加え、薬や注射などの保存療法（消炎鎮痛剤など）を行います。

受診の際には、病状にあわせた日常生活の注意や運動、自宅でのセルフケアについても主治医からアドバイスを受けるとよいでしょう。また、糖尿病の治療中であれば、受診時に主治医にそのことをお伝えください。