Question

下痢が続くのは大腸がんの症状?

下痢が続き、大腸がんが気になっています。思い当たることがとくにないので、とても心配です。大腸内視鏡検査を受けたほうがよいでしょうか?

男性/40代

2024/06/20

Answer

大腸がんは早期にはあまり自覚症状がなく、その後にみられる初期症状は、排便時の出血といわれ、次によくみられる症状には、便秘・下痢をくり返す、腹痛、便が細くなる、貧血などがあります。

排便時の出血は、便の周囲に血液が付着している場合や、便の中に血液が混ざっている場合、排便後に紙に血液が付着する場合などがあります


大腸の上のほうから出血すると、真っ赤な血液ではないため自覚できないこともあります。そのため、大腸がんの早期発見の方法として行われるのが、便の潜血反応を見る大腸がん検診です。この検査で陽性の場合、大腸内視鏡検査などの精密検査が行われます。


大腸がんの一般的な初期症状には下痢は含まれていませんが、排便が1日4回以上のときや7日以上下痢が続く場合には、何らかの原因が考えられます。数日様子をみても改善しない、または血便が出る、体重の変化や腹痛などがみられるような場合は、お近くの消化器内科でご相談いただくとよいでしょう。診察結果によっては、大腸内視鏡検査をすすめられることがあります。

また、健康診断などの便潜血検査は、毎年受けることをおすすめします。


一般的に下痢は、ウイルスや細菌などの感染、疲れや消化の悪いものなどを食べたときなど、腸のコンディションによっても起こりやすい症状です。このほか、飲酒の習慣がある方では、下痢の要因の1つに飲酒があります。飲酒量が多くなると、アルコールの働きにより下痢(水様便)を起こしやすくなります。しばらくは飲酒を控えめにして、症状の変化をみることをおすすめいたします。


下痢のときは、体調を整えるためにも疲れをためないようにして、規則正しい生活を心がけましょう。また、腸管を刺激するような繊維分の多いものや脂肪分の高い食事は避け、消化のよいものをよくかんで食べるようにしましょう。

おなかがゴロゴロする症状には、腹巻や下着を重ねる、ホットパックをあてるなどして軽く温めていただくと、症状が落ち着くことがあります。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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