頭痛持ち。めまいや立ちくらみも…

頭痛は、首や肩こりなどの整形外科領域に要因がある場合のほかに、目の疲れ（眼精疲労）、高血圧症、脳の病気など、からだのさまざまな問題（器質的要因）が原因となります。器質的要因がなくても、心身の疲労やストレスなどの心理的要因で起こることもあり、また最近は、気温や気圧の変動に伴って起こる頭痛（気象病）なども注目を集めています。

筋肉のこりが原因の場合は、頭痛のほかに、頭重感、めまい（椅子から立ち上がるときや、前かがみの姿勢から起き上がったりするときにフラフラ、フワフワする）を伴うことがあります。

ご相談者は以前から頭痛が起こりやすいとのことなので、頭痛を専門的に診る神経内科や頭痛外来などを一度受診されてみてはいかがでしょうか。症状の予防や軽減の対処などについて、まずは専門医に相談されることをおすすめします。

首や肩の疲労や筋肉の負担などが要因になっている場合は、こりをほぐす、血行をよくすることで症状が改善され、頭痛の予防効果が期待できることがあります。生活のなかに軽い体操やストレッチ、ウォーキング、ぬるめの半身浴などをとり入れてみましょう。