夜間にトイレで起きてしまい眠れない
夜中にトイレに起きることで悩んでいます。通常、午前0時ごろに就寝し、朝6時に起きます。時々寝つきが悪いことがあり、睡眠導入薬を飲むことも。就寝後3時間前後にトイレで起きることが多いです。すぐにまた眠れる日と眠れない日があります。妻の体調がすぐれないことが気にかかり、中途覚醒はそのためかもしれません。
男性/40代
2024/03/18
トイレに行く回数が病的に多くなる「頻尿」は、一般的に1日に昼間なら8回以上、夜間なら2回以上が治療の対象とされています。すぐに薬などで治療するのではなく、生活改善によって治していくことが多いようです。ご相談者も次のような点を、一度、見直してみてください。
●夕方以降、水分を多くとりすぎていないか(ただし寝る前はコップに軽く1杯程度の水分が必要)。
●夕方以降のカフェインの摂取はどうか(緑茶、紅茶、コーヒーなどは利尿効果で排尿を促す)。
●エアコンなどでからだが冷えていないか。
●飲酒の習慣があれば見直す(トイレに起きることが多くなり、睡眠を妨げる)。
●室温や部屋の暗さ、布団や枕の快適さは保たれているか(寝苦しいと睡眠が浅くなって少しの尿意で目が覚めてしまう)。
●前立腺肥大症があるか(前立腺が肥大すると、夜間の尿量に関係なく、トイレに行きたくなる)。
ご相談者はトイレに起きたあと、睡眠がとれるときと、とれない場合もあるとのことです。とれなかった日の日中に眠気やだるさが生じて、生活に支障をきたすようであれば、受診を考えましょう。
やはり心配事があると睡眠が浅くなり、トイレにも起きてしまいがちです。目が覚めるのは尿意が原因か、心配事が原因か、はっきりしないことも多くありますが、ご自身の感覚で、もしトイレに行きたくないのに目が覚めて眠れないのであれば、睡眠外来や心療内科、精神科を受診してみてください。
一方、夜間の排尿さえなければ熟睡できそうであれば、泌尿器科を受診されるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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