アレルギー性鼻炎の薬が効かない
アレルギー性鼻炎の症状がひどく、処方薬を1週間飲んでいますが、効果が感じられず、つらいです。薬はまだ1週間分ありますが、この薬を飲み続けたほうがいいのでしょうか?
男性/40代
2024/03/16
アレルギー性鼻炎は、立て続けに起こるくしゃみ、多量の鼻水、鼻づまりなどがおもな症状です。一般的にアレルギー性鼻炎の治療は、症状がないか、あってもごく軽度で、薬もあまり必要ではない状態、または症状が安定しており、急に悪化することがあっても長引かない状態を目指して行われます。治療の基本は、原因物質の除去や回避と、薬が中心です。薬による治療は、抗アレルギー薬の点鼻薬や内服薬を使用することが一般的です。この薬は効果が現れるまでに通常1~2週間かかるといわれます。
ご相談者が内服中の薬が抗アレルギー薬であれば、内服されて1週間とのことで、薬の効果を判断するにはまだ少し早いかもしれません。処方されている2週間分を内服され、症状の変化を主治医へご相談されてはいかがでしょうか。効果がない様子であれば、その旨を主治医に伝え、薬について相談されるとよいでしょう。
アレルギー性鼻炎の原因物質が特定されていれば、できるだけ除去すること、避けることが対応の原則です。原因がわかっていても、対応が難しい場合もありますが、極力避けるよう工夫されるとよいでしょう。例えば、ハウスダストが原因であれば、掃除をまめに行い、ハウスダストを除去するなどの対応です。同時に、日常生活の管理で体調面をよい状態に保つことも大切です。ご参考に、生活の注意点をご紹介します。生活管理と医療機関での治療で、よい状態を保つように工夫してみましょう。
●規則正しい生活を目標に、就寝、起床時間を決め、睡眠を十分とる。
●食事は栄養のバランスのとれたものを適量とり、食べすぎを避ける。
●喫煙や飲酒、塩分、糖分の過剰摂取は症状を誘発する原因となるためできるだけ減らす。
●冷たい飲み物のとりすぎも避ける。
●帰宅時にうがいと洗顔をする。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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