Question

常に不安感があり吐き気などが続いている

社会人になってから常に不安感があり、吐き気や食欲不振などが続いています。内科で受けた検査で問題はなく、心療内科に通いましたが、薬を飲んでも症状がよくならなかったので行くのをやめてしまいました。今後どうすればよいでしょうか?

女性/20代

2023/12/18

Answer

不安感は、ものごとが順調にいってほしいと思う気持ちが強いときに生じるほか、慎重であるがゆえにかえって不安を感じてしまうこともあります。心身のコンディションが優れず、吐き気などの症状が続くと今後どのようにしたらよいのかとお考えになるのもよくわかります。大変なときや負担が大きいときは、1人で悩むことなく、家族をはじめ、職場(職場には健康管理を担う産業医や保健師などがいることが多い)などで相談をすることがすすめられます。つらい状況であることを伝えることで気持ちが楽になったり、職場で症状が現れたときなどの対策を一緒に考えてもらえると思われます。また、心療内科医に相談をしながら心身のコンディションと向き合いつつ、慎重に解決の方法を探していくことも大切だと思います。


以前、心療内科に通われて薬の効果がなかったとのことですが、そのことは主治医に相談されたでしょうか。治療をすれば、短期間によくなる場合もありますが、原因、状態、環境(とくに環境の変化があると負担が大きくなる)によっては内服治療を続けながら、症状とうまくつき合っていくことが最善の場合もあります。また、薬の効果が感じられない場合は、主治医と相談し、ほかの薬を試しながら自分に合う薬を探したり、症状に応じて薬の分量を調整したりすることが必要な場合もよくあります。

現在のご相談者の体調や状況を考えると、ご負担が大きいように感じられます。このため、ご自身が一番相談がしやすいと思われた医療機関への受診を再度検討いただくことをおすすめします。


吐き気や食欲不振で食事を十分にとれないことがあるご様子ですが、からだへの栄養は心の栄養にもなります。食べたいときにすぐ食べられるよう、デスクなどに食べ物を準備しておくことも1つの方法です。吐き気などの症状があるときには、消化のよいものがよく、サラダ、おにぎり、サンドイッチなど手軽なものがおすすめです。また、睡眠はこころの元気を保つために大切です。よい睡眠をとるためには朝日をしっかり浴びる、ぬるめの入浴を心がけるとよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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