Question

気付くと「死」について考えている自分がいる

若い時は仕事で成果を出そうと必死に働いていましたが、40歳を過ぎるころから気力がなくなってきて、今は会社に行くのがつらいです。しかし上司に相談する気にもなれず、 妻子にも心配をかけたくないです。これまで家庭をあまり顧みなかったことや、プライベートの時間を犠牲にしてきたことを悔やんでいます。そもそも人に話しても解決できないとわかっているので相談する意味がないと感じます。最近、気付くと人に迷惑をかけない死に方について考えている自分がいて怖くなります。

男性/50代

2023/10/22

Answer

これまで家庭やプライベートの時間を犠牲にしながら、仕事に心血を注いでこられたのですね。ご自身のためだけでなく、ご家族のためにも頑張らなければという思いがあったことと思います。必死に努力を重ねてきたご自分を労ってあげてくださいね。


ただ、40歳を過ぎるころから気持ちに変化が現れたとのこと。職場での立場やご家族の状況など、環境がさまざまに変化していく時期でもあり、体力面、健康面でも注意が必要になる年代かと思います。一方で、人生が長くなった現代では、この時期をどう乗り越えて、その先の人生をいきいきと生きていくかということが、誰にとっても大きなテーマなのではないでしょうか。いろいろな課題にぶつかる時でもあると思いますが、どう向き合っていけばよいか一緒に考えていければと思います。


相談の「人に迷惑をかけない死に方について考えている」という部分が大変気になりました。誰にも相談できない中で、つらさや苦しみが大きくふくらんで「死」という考えが浮かんでしまっているのではないかととても心配です。

確かに悩みの内容によっては相談しても解決にはつながらない問題もあるかもしれません。しかし、相談というのは必ずしも解決だけを目指すものではありません。誰でも1人きりで考え続けると堂々巡りになったり、思い詰めたりしてしまうことがあります。そのような時、信頼できる方に思い切って話してみると少し心が落ち着いたり、違った視点に気づけることもあるのではないでしょうか。


自分でも「怖い」という感情が湧いてくるのは、ご相談者の心が助けを求めているからだと思います。勇気を出して、まずは奥様にお話ししてみてはいかがでしょうか。また心療内科などを受診し、医師のサポートも得られるとよいと思います。心身の状態を診ていただいた上で、医師とともによい方法を探っていくのはいかがでしょうか。


「心配をかけたくない」「人に迷惑をかけない」という言葉を伺うと、ご相談者は周囲に気遣いや配慮ができる方だと思います。それはよい一面でもありますが、ご自身がつらい時には誰かに頼ることもとても大切です。人生のいろいろな場面において、私たちは時には支える側になったり、逆に支えられる側になったりしながら、苦しい時期を乗り越えていくのではないでしょうか。


最後に、ご自身が悔やんでいることは、これからでも十分に取り戻せると思います。今までできなかったこと、やってみたかったけれど諦めてきたことなどを今一度思い出してみませんか。まずは心身の状態を整えた上で、これまで犠牲にしてきたことをこれからの人生の中で1つずつ叶えていかれることを心から願っています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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