Question

腰部脊柱管狭窄症の手術に踏みきれない

腰椎椎間板ヘルニアで、10年以上、生活に支障がない程度のしびれを抱えています。3カ月前から痛みとしびれが強くなり、別の整形外科を受診。新しい医師から、ヘルニアによる腰部脊椎管狭窄症があるので手術を提案されました。症状がつらいときもあるので手術も仕方ないと思いつつ、決心がつきかねています。医師から選択を迫られ、医師との関係性が少し悪くなってきました。今後、どのように相談し、最良の選択をすればいいでしょうか? 別の医師に診てもらうほうがいいですか?

男性/60代

2023/09/25

Answer

長年、腰椎椎間板ヘルニアの症状に悩まされてきたとのこと、最近は腰部脊柱管狭窄症も併発したとのことでつらい毎日が続いていることと思います。

腰部脊柱管狭窄症は進行すると「間欠性跛行」が現れることがあります。これは、歩行や直立の姿勢を続けると下肢痛やしびれが悪化し、腰を前に曲げて休むと症状が軽快・消失するというものです。悪化すると歩行距離が徐々に短く、安静時の腰背部痛・下肢痛・しびれなどが強くなる傾向があります。歩行障害が進行して生活に支障をきたした場合や、両足に症状がみられる場合には、手術がすすめられることがあります。新しい医師は、腰椎椎間板ヘルニアの経過が長いこと、波はあるが症状が続いていること、腰部脊柱管狭窄症を併発していることから、手術をすすめられたのだと思います。


ご相談者はなかなか決心がつかないとのこと。もう一度、医師に説明を求めて、決められない気持ち、不安な気持ちなどを正直に話してみてはいかがでしょうか。ただ、現在の診療のなかでは、十分な診察時間をとってもらえない懸念もあります。治療方針の決定について、ご自身が感じている不安、希望する治療のゴールなどを、簡潔に伝える必要があります。


治療のゴールをどこに置くか(症状を完全になくしたい、生活に支障がない程度に治したい、痛みだけとりたいなど)、治療法の選択での優先事項は何か(手術は最終手段にして手術以外の治療法を試したい、長期の入院は無理など)、治療に対する周囲の理解(どれくらいサポートしてもらえるか、家族の希望、仕事は休めるかなど)などを診察前にメモにして準備して臨みます。そして再度、手術のメリット・デメリットを医師とともに考慮して、最終的な選択をされてはいかがでしょうか。

それでも、どうしても医師との関係性が修復できないと感じるなら、別の医師に診てもらうのも1つの手段です。しかし、まずはもう一度、今の医師と話してみることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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