Question

妊活中の薬の服用についての注意点は?

皮膚科で、にきびの薬(ロキシスロマイシン)をもらって服用を始めました。妊活中ですが、薬の服用について注意したほうがいいことがあれば教えてください。

女性/30代

2023/09/19

Answer

ご相談者が内服中の薬の一般情報、および妊娠と薬剤の影響に関する情報についてお伝えします。

現在、内服中の薬(ロキシスロマイシン)は、海外の調査結果で、胎児にどの程度悪影響を及ぼすか、危険度ごとの分類によると「妊婦や妊娠可能な女性に制限を設けた人数での服用で、胎児への有害作用は確認されていない。動物実験でも、胎児障害増加の科学的根拠は認められない」という分類に位置するもので、比較的安全と考えられているようです。また、ロキシスロマイシンは、おおむね6時間で効果が弱まり、1日もあれば体内から抜けると考えられています。


なお、薬によっては、急に中断すると症状が悪化したり、体調が悪くなったりするようなものもあるので、中断する場合は原則、医師への確認が必要です。


一般的に、妊娠中、特に12週までは薬の影響を受けやすい時期であり、不必要な服用は行わないことが望ましいといわれています。妊娠を希望しており、妊娠への影響が心配な場合は、皮膚科の主治医へその旨をお伝えし、薬についてご相談されることをおすすめします。妊娠中でも治療上、必要な場合は、より安全に服用できる薬を検討していただくことも可能かと思います。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

妊娠
妊活
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。