Question

パートナーが尖圭コンジローマに感染

数カ月前に、交際中の男性の尖圭(せんけい)コンジローマへの感染がわかり、現在治療中です。私も検査を受け、幸い発症はしていませんでした。彼は定期検査を受け、3カ月ほど再発がない状態です。しかし、もし私がコンジローマのウイルス(HPV)に感染して症状が出ていないだけとすると、彼が完治しても今度は私からうつすのではと不安です。今後、彼と結婚する可能性もあり、私も定期的に検査をするべきでしょうか?

女性/20代

2023/06/12

Answer

カップルの一方が、尖圭コンジローマを発症したときの一般的な治療や注意点について説明します。尖圭コンジローマは性感染症であり、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となっています。潜伏期間は数週間から3カ月程度。症状が出た場合は、男女とも外尿道口、性器や肛門周囲の皮膚や粘膜に不規則ないぼが生じ、かゆみや痛みを伴うこともあります。完治しないうちに性交渉をすると、相手に感染させるリスクがあり、治療が不十分な場合は、ピンポン感染といって双方で感染を繰り返すことがあります。症状が出ていないときに視診をしても判定できないので、初期症状である小さないぼが発生したら早急に泌尿器科を受診することになります。


治療後は、医療機関によって経過観察の仕方は違いますが、最低3カ月は再発しないかチェックする必要があります。また、感染予防としてはコンドームをつけることで、ある程度はリスクを減らすことが可能ですが、無症状でも感染者が他者と性行為を行うと感染させてしまうリスクがあります。


同じHPVウイルスでも、子宮頸がんを招く高リスクタイプのウイルスと、尖圭コンジローマの低リスクタイプのウイルスとは異なりますが、現在はHPVワクチン(4価、9価)があり、両方のタイプへの予防ができるとされています。未感染であれば、ワクチンがもっとも有効な予防となり得ます。

また、ウイルスの保持があるとすれば、カップルの各々がしっかりとした治療と定期的な検査を受け、再感染を抑えていくことが大切です。主治医(婦人科または泌尿器科)に今後の方針について相談され、将来の妊娠なども視野に入れた経過観察や助言を受けていくとよいでしょう。将来のご家族の健康の問題として、パートナーとよく話し合えるといいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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