肩甲骨の痛みは逆流性食道炎のせい?

2023/06/02
1カ月半ほど前から肩甲骨付近の痛みが続いています。食後や、みぞおちの辺りを折る姿勢のときに痛みが強くなります。内科で受けた血液検査などは異常がなく、上部消化管内視鏡検査で逆流性食道炎を指摘され、プロトンポンプ阻害薬を処方されました。痛みは逆流性食道炎が原因でしょうか? 内科医のすすめで整形外科も受診しましたが、異常はありませんでした。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
ご相談者は、症状が続くなか、内科と整形外科を受診し、必要な検査を受けられて大変適切な判断をされていると思います。
プロトンポンプ阻害薬の服用で、逆流性食道炎の症状は改善されたでしょうか。まずは処方薬を飲み終えるまで経過をみる必要があります。薬を飲み終わる頃になっても症状が変わらない、または症状が強くなってきた場合は、再受診をおすすめします。その際、整形外科での診断についても報告し、痛みと逆流性食道炎の関連の有無を、総合的に判断してもらうとよいでしょう。
相談内容から、痛みによる強いストレスを感じておられる様子が伝わってきました。検査で異常はないことから、緊急性の高い病気はないと思われます。しかし、継続する痛みは心身ともに消耗させ、睡眠障害や食欲不振、集中力の低下なども招きます。内科で痛みについてもよく相談し、痛みに対する治療・改善法があるかも確認するとよいでしょう。


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