Question

WEB会議などでのコミュニケーションが苦手

近年、WEB会議が主流になってきていますが、話すタイミングがうまくつかめません。ネット環境の違いなどもあり複数人の声がかぶったり、自分の発言へのリアクションがわかりにくく、だんだんと発言できなくなってしまいました。意見や疑問も言えないままで業務についていけない部分も出てきて不安です。同僚も同じように悩んでいる人が多いのですが、改善策はあるでしょうか?

女性/30代

2023/02/27

Answer

在宅勤務などが推進される中で、WEB会議のようにオンラインでやり取りをすることが非常に増えましたよね。別々の場所にいても会議ができるという利点がある一方で、対面よりもコミュニケーションが取りにくいという側面もあると思います。ご相談者のように発言のタイミングがつかめず、聞き役に回ってしまう方も多いのではないでしょうか。


このようなオンラインでのやり取りは、ここ数年で急速に普及したものなので、まだ発展途上でもあり多くの課題も抱えていると思います。こういった課題は個人で対応できることとそうでないことがあるので、職場全体で共有して対策を練っていくことが大切ではないでしょうか。

職場では、同じような悩みを持っている人が多いということで、まずは皆さんの意見をまとめて上司に相談することをおすすめします。その上でそれぞれが発言しやすくするためにはどのような方法が取れそうか、皆さんで話し合ってはいかがでしょうか。


例えば、手を挙げて発言するなど発言の際のルールを作る、1つの議題が終わったら、意見や疑問がないか参加者に聞くなども考えられるでしょう。言葉だけのやり取りだと理解しにくかったり聞き取りにくい場合もあるので、会議や発言の内容などを目に見えるような形で共有できるツールなどもあるとよいかもしれません。ネット環境の整備なども含めて職場全体で環境を整え、ルールを共有することが、発言のしやすさにつながるのではないでしょうか。


また、業務についていけない部分も出ているようなときには、会議終了後であっても、上司などに確認や相談をすることをおすすめします。WEB会議が主流になっているとはいえ、不安があるときにはやはり個別にきちんと相談をすることが大切になるでしょう。業務についていけないまま時間が経ってしまうと、ますます聞きにくくなり不安も大きくなるという悪循環に陥ってしまうので、意見や疑問は会議終了後にできるだけ速やかに伝えられるとよいと思います。

今後もオンライン上でのやり取りは増加すると思われるので、その利点を上手に生かしていけるよう工夫していきたいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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