Question

乳がんの再検査、マンモトーム生検を受ける時期は?

乳がん検査の再検査で、生検をすすめられました。おそらく「マンモトーム生検」を受けるのではないかと思います。生検の予約をする際に、月経周期で避けたほうがよい時期などはありますか? 万一、月経中や月経前後に受けても問題ないでしょうか? また検査の結果、もし乳がんと診断された場合、どのような治療になるのでしょうか?

女性/30代

2023/02/08

Answer

乳がんの診断のための精密検査の1つに生検(組織診)があります。生検には針生検と切開生検がありますが、切開生検は2~3cmの傷が残るなど患者さんの負担が大きく、最近ではほとんど行われず、もっぱら針生検が行われています。マンモトーム生検は、従来から行われている針生検を大きく進歩させた方法で、マンモグラフィ(乳房X線撮影)または乳房超音波検査(乳房エコー検査)で、病変部の位置を映しながら、コンピュータで針を刺す場所を決めるので、1回で精確に多くの組織を採取することができます。しこりはなく石灰化のみがある場合にはマンモグラフィが用いられ、それ以外ではエコーが用いられます。また、MRIで映しながら行う場合もあるようです。


乳腺は女性ホルモンの影響を受けます。排卵期から月経がはじまるころまでは、卵巣から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響を受け、乳房がしばしば硬くなったり痛みを感じたりすることがあります。月経中や月経前後でも検査はできますが、マンモグラフィを用いたマンモトーム生検の場合は、マンモグラフィ撮影で乳房を圧迫するため、乳房が張っている時期は避けたほうがよいでしょう。月経が終わってから1週間くらいの間が適しているといわれています。


また、乳がんについてはそのタイプや進行度に応じ、手術(外科治療)、放射線治療、薬物療法(ホルモン療法薬、分子標的薬、細胞障害性抗がん薬)などがあります。標準治療を基本に、1人ひとりのからだの状態、年齢、本人の希望なども含めて適切な治療を検討し、担当医と患者さんが相談して選択していきます。

今は結果以後についてはあれこれ悩まず、お早めに再検査を受けられることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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