Question

高血圧の治療中。起床時の血圧が高くなるのは仕方ない?

母が投薬で高血圧の治療を行っています。起床時、昼食前、就寝前の1日3回、血圧を測定しています。各血圧測定時の平均値は、起床時が100-190㎜Hg前後、昼食前が60ー100㎜Hg前後、就寝前が90-120㎜Hg前後です。主治医に伝えたところ、起床時の血圧が高くなるのは仕方がないと言われました。時間帯で血圧値にかなり開きがあり、このまま投薬治療を継続して大丈夫でしょうか?

男性/50代

2023/01/05

Answer

お母様の起床時の血圧が100-190㎜Hg前後で、主治医の見解は、起床時の血圧が高くなるのは仕方がないとの返答だったとのこと。

まず、起床時の血圧、高齢者のからだの特徴について説明します。血圧は運動や活動状況、興奮状態やストレスなどで常に変動しています。通常、安静時や夜間の睡眠時では血圧は低く、朝起きて活動を始めると、血液が心臓から大量に送り出されるため、朝の時間帯の血圧は自然と高くなります。ほかにも、糖尿病や腎臓病などの持病があると自律神経の障害と関連し、夜間に血圧が下がりきらないことがあり、または睡眠不足やストレスが影響している場合もあります。


また、高齢者の特徴として、肝臓の機能は老化により3、4割低下するといわれています。肝臓では薬やアルコール(からだにとっては有害物質)を無毒化する代謝の役割がありますが、代謝が低下すると、薬の効果が出にくくなったり、長くからだにとどまり副作用が出やすくなることがあります。


どのような疾患でも、新たな治療の追加や方針を変更する場合、治療で期待できる効果と考えられる副作用、現状の治療を続行する場合の効果とデメリットを考え、対象者にとって有益と考えられる方を選択します。

お母様にとっての有益な治療については、主治医の判断が大切です。ご本人の経過や持病、検査データなどを把握しているはずなので、どのような治療が適しているのか、質問してみるといいでしょう。現状の治療方針の他に治療の必要性はないのか、薬の調整の必要性はないのか、もし必要ないのであればなぜなのか、副作用はどのようなことが懸念されるのかなどを、確認するといいですね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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