高次脳機能障害で性格が変わった家族への接し方

高次脳機能障害と診断された父の介護を母が在宅で担っています。日中は比較的落ち着いているものの、夕方から夜中にかけて性格が変わったように怒ったり怒鳴ったり、暴れるようなこともあります。脳梗塞後に左半身に麻痺が残り、からだが思い通り動かなくなっていら立ちがあるのは理解できますが、理不尽に怒鳴り散らす状況に、母はろくに睡眠もとれず心身ともに参っています。こうした場合、父には家族としてどのように接すればよいのでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
高次脳機能障害は、脳の損傷部位や症状によって、感情や認知、記憶などにさまざまな影響を及ぼします。場合によっては、性格が変わってしまったかのように態度が変化したり、妄想的な言動、ときには攻撃的だったり被害的だったりして周囲を戸惑わせてしまうことも少なくありません。
過重な介護負担でご家族の健康まで損なわれることのないよう、まずは主治医に深夜の様子を伝え、睡眠リズムを整えられるよう、服薬の調整をご相談してはいかがでしょうか。また、高次脳機能障害は、一定の条件が認められれば、障害者福祉制度により公的な支援を受けることもできます。
国立障害者リハビリテーションセンター・高次脳機能障害情報・支援センターという専門施設があり、サイトにさまざまな情報が掲載されています。高次脳機能障害の理解、相談窓口、支援制度などについての資料もあるので、ぜひご参照ください。さらに、最寄りの地域包括支援センター、担当のケアマネジャーへのご相談はお済みでしょうか。利用できる介護・福祉サービス、たとえばショートステイや夜間のホームヘルプサービスなどを調べていただき、できるだけ活用しましょう。家族の休息や気分転換も積極的に行うことをおすすめします。


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