小学生になっても子どもの寝つきが悪く、なかなか寝てくれない

2022/11/13
以前から子どもの寝つきが悪く、幼稚園のころは寝かしつけるために、絵本の読み聞かせなどを1時間以上していました。小学生になっても状況は変わらず、寝たいのに眠れないので子どもはイライラし、さらに眠れないも日がよくあり、疲れます。かかりつけの小児科医で相談してもよいものでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
お子さんの気になる症状が続いていらっしゃることで、さぞ心身のご負担を感じながら、過ごしていらっしゃるのではないかとお気持ちお察しします。
2012年に国立保健医療科学院が刊行した保健医療科学によると、睡眠不足を感じている子どもは、小学生で約60%、中学生で67%、高校生で74%に及ぶと報告されており、子どもの不眠は珍しいことではなくなっています。このことから、お子さんの不眠の相談は、小児科でも多いものと思います。
治療は生活習慣の改善からのアプローチ、その方法で解消されない場合は薬物治療となるのが一般的のようです。薬物治療では、大人と同じような睡眠薬が処方される場合もありますが、副作用の問題もあり、漢方薬が処方されることが多いです。
また、小児科で相談しやすいように、学校の先生に学校でのご様子を確認されてから受診するとよいでしょう。もしかしたら生活習慣改善のヒントがあるかもしれません。
かかりつけの小児科がおありとのことで、遠慮なくどんどん相談することが、ご相談者にとってもお子さんにとっても、お悩みを解決する一番の方法かと思います。


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