Question

乳がん検診のマンモグラフィとエコーは両方受けるべき?

昨年まで会社の指定病院で、乳がん検診はマンモグラフィとエコー(超音波)の両方を受けていました。今年から自分で乳がん検診を申し込むことになり、補助の金額を超えないようにすると、どちらかを選ばなくてはなりません。以前の検査で左胸の石灰化と、のう胞を指摘されていて、自分でも左胸に少し違和感があるので、片方の検査にするか、両方受けるかで悩んでいます。

女性/40代

2022/10/13

Answer

乳がん検診について、今回はマンモグラフィとエコーのどちらかしか受けることができないため、どちらを優先したらよいか、もしくは毎年両方受けるべきか、悩まれているのですね。まず、マンモグラフィとエコー検査のそれぞれの特徴をご説明します。


マンモグラフィは、触診ではわかりにくいしこりや、石灰化したがんを見つけることが可能です。また、石灰化の状態をくわしく写し出す点でもエコーよりマンモグラフィのほうが優れているため、30代までの女性でもマンモグラフィの必要性がある場合は行います。ただ、乳腺が多い乳房では、しこりが写りにくいという弱点があります。なお、無害といえるほど少ないですが、X線撮影のため放射線被ばくはあります。

エコー検査では、乳房の断面図を写し出すことで、触診ではわかりにくい数ミリのしこりを見つけることができますが、石灰化したがんは見つけにくいのが弱点といわれています。


ご相談者もご存じのように、一般的には、乳腺が豊富な20~30代の女性はエコー検査を、それ以上の人はマンモグラフィが適しているといわれています。ただ、上記のようにそれぞれ弱点があって、どちらの検査もがんを100%発見できるわけではないので、継続した検査が必要になってきます。

このため、ご相談者の場合は、これまで石灰化や、のう胞を指摘された経緯も考慮すると、前回の結果と比較・検討する点でもマンモグラフィが有利かと考えます。また、ご自身でも左乳房に違和感があるということから、可能であればエコー検査の必要性についても検診時に医師に確認し、検診結果をふまえ、乳腺の専門科へ受診をされることも今後の安心につながるのではないかと考えます。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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