マンモグラフィ検査結果の「カテゴリー3」とは?

2022/07/17
乳がん検診でマンモグラフィ検査を受け「カテゴリー3」という結果でした。どのような意味ですか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
乳がんの検査には、触診、超音波(エコー)検査、マンモグラフィ検査などがあります。マンモグラフィ検査は、乳房専用のX線撮影です。検査判定では「がんであることがどの程度疑われるか」の指標として、カテゴリー分類が使われています。カテゴリーは、1から5までの5段階に分けられています。「カテゴリー1」は異常なしで、「カテゴリー2」は明らかに良性病変と診断されるケースです。
良性か、悪性かの診断がつかないケースが「カテゴリー3」で、がんである確率は5~10%とされています。「カテゴリー4」は、がんの疑いがあるケースで、がんである確率は30~50%とされています。「カテゴリー5」は、がんの確率はほぼ100%と考えられるケースです。
カテゴリー3であれば、良性の可能性が高いものの、悪性である可能性も完全に否定できないため、さらに詳しい検査が必要になります。ただ、マンモグラフィ検査で異常を指摘されても、必ずしも乳がんというわけではありません。あまり思い悩まず、早めに乳腺専門医を受診し、精密検査を受けることをおすすめします。


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