Question

不安神経症から退職。以前の同僚がまだ怖い

人間関係のストレスから不安神経症になり、服薬治療しながら勤めていましたが、耐え切れずに退社しました。最近、飲食店で働き始めたのですが、このことが前の職場の人の耳に入り、「どこで働いてるの?」などとしつこく聞いてきます。田舎の女性だけの職場で、人の噂話が好きなので、新しい職場に押しかけて来るかもしれません。この人たちの視線がいまだに恐ろしく、どこかで見られたらと思うと、ドキドキします。

女性/40代

2022/01/28

Answer

病気を抱えながら、仕事をがんばってこられたのですね。前の職場で何かつらい思いをされたのでしょうか? 退社し、前向きに新しい職場で働き始めたのはとてもよいことだと思います。しかし、いまだに前の職場の方々に対し、不安や恐怖心を感じていらっしゃるのですね。


あなたは、現在も通院している状況なのでしょうか? もしまだ病気の治療中なのであれば、不安な気持ちなどは病気の症状の可能性もあります。ご自身で感情をコントロールすることがむずかしいときには、主治医に今の気持ちを伝え、指示を仰ぐことが大切です。

それを前提として、あなたがご自身でできることや、気持ちのもち方などについて、一緒に考えていきたいと思います。文面から、狭い地域だったりするため、会いたくなくてもその人たちに会ってしまう、というような環境かと想像しました。その場合、会ったときの対応方法をあらかじめ考えておくのも1つの方法です。例えば、何か聞かれてもあいまいに答え、「急いでいるので」などと伝えて長話を避けるなど、ご自身でシミュレーションしておくといいと思います。


また、もしもその人たちが新しい職場に来てしまったとしても、あなたは仕事中なのですから、あいさつをする程度でよいと思います。後は淡々と仕事をこなすようにすれば、必要以上に関わらなくて済むのではないでしょうか?


実際に会う前から、会ってしまったときのことを考えすぎて不安になるのはあまりいいことではありません。万が一の場合を想定し、心の準備をしておくことで、慌てずに対応できたり、相手のペースに巻き込まれにくくなったり、ということもあるかと思います。


世のなかには、噂話が好きな人、悪口を言う人など、いろいろな人がいます。これからの人生においても、そういった人々とまったく関わらないようにするのは非常にむずかしいことでしょう。嫌がらせなど具体的に被害をこうむるようなことがない場合には、気にせずに受け流す力を身につけることも必要かと思います。


ご自分がいきいきと生活できているのであれば、その人たちに怯えることはないと思いますので、堂々としていていいのです。こういった考え方を身につけるのは、すぐにはむずかしいかもしれませんが、少しずつ、ご自分の生活に目を向けることで、その人たちから気持ちが離れていくと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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