Question

大豆食品の適切な摂取量

イソフラボンのとりすぎで乳がんになると聞きました。大豆食品は、どのくらいとるのがよいですか。

女性/40代

2022/01/28

Answer

イソフラボンは、植物に含まれる抗酸化作用のある成分で、大豆に含まれる大豆イソフラボンがよく知られています。大豆イソフラボンは、骨粗しょう症や乳がん、前立腺がんなどの予防効果がある一方、エストロゲン受容体に結合することで、乳がんの発症・再発のリスクを高める可能性が報告されています。そのため、サプリメントや特定保健用食品など、通常の食品以外で大量に摂取しないほうがよいとされています。


ただし、豆腐、納豆といった昔から食べられている大豆製品では心配な点は報告されていません。さまざまな食品と組み合わせて、毎日食べても問題はないでしょう。なお、とりすぎると脂肪の摂取量が増えたり、その他の食品がとりにくくなったりする可能性があります。大豆製品の適量は、豆腐なら1/3丁(100g)、納豆1パック(50g)程度です。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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