修正型電気けいれん療法の副作用

2022/01/28
修正型電気けいれん療法の副作用について教えてください。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
修正型電気けいれん療法(Modified Electro Convulsive Therapy;m-ECT)の副作用に関しては、通常使われる精神疾患用の治療薬よりも、死亡や生命に危険がおよぶような合併症が起こる危険性は低いとされています。
よく現れる副作用には、治療後1時間程度の意識もうろう状態、数時間続く頭痛や吐き気などがあります。また、治療前後の短期間の記憶があいまいになることもあります。まれに、一部の記憶が欠損してしまうことがありますが、記憶力や知的能力が長期的に影響を受けるという報告はされていません。
もともと心臓に持病のある場合は、血圧上昇や不整脈など、心血管系合併症の危険性は増加すると言われています。その他、全身麻酔による副作用の危険性があります。
なお、どんな副作用がどの程度現れるかは、患者さんによって異なります。くわしくは、専門医に相談されることをおすすめします。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。