血管年齢測定器で動脈硬化は正しくわかる？

指で測定する血管年齢測定器は、健康イベントや病院、薬局、公共施設など、さまざま場所で幅広く利用されています。病気を診断する目的に使用されるものではなく、末梢血液循環の血流の機能を測定することにより、人々の健康への関心を高めることが目的です。

一方、医療機関で動脈硬化の診断や経過をみるために行われる検査には、血液検査、胸部及び腹部X線、心電図、血圧脈波検査、眼底検査、頭部CT（MRI）、超音波、血管撮影、サーモグラフィーなどがあります。血管年齢測定器は家庭用のものも販売されていますが、動脈硬化を正確に診断するためには、やはり医療機関できちんと調べるほうがよいでしょう。