においの感じ方に違和感があったら?
最終編集日:2023/8/28
私たちは、鼻から吸い込んだ「におい物質」を鼻の奥にある感覚細胞がキャッチすることで、においを感じています。たとえば、かぜを引いたり、花粉症になると、においに鈍感になるのは、鼻づまりで吸った空気(におい物質)が鼻の奥の感覚細胞に届かなくなるからです。
もし、鼻づまりがないのに、自分だけがにおいを感じにくいなどの変化があったときは、注意が必要です。
これにはいくつかの原因が考えられますが、もっとも多いのは、ウイルス感染によるものです。かぜやインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などにかかると、鼻の粘膜に炎症が起こり、一時的に神経が障害されることでにおいを感じにくくなります。
また、ストレスによって嗅覚に障害が生じることもあります。
においの感じ方に不安があったときは、まず耳鼻咽喉科を受診してください。治療が必要な場合は、薬物療法などが行われます。早期回復のためにも、早めの受診がおすすめです。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
この傷病に関連したQ&A
関連するキーワード
嗅覚障害
耳鼻咽喉科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。