夏バテ知らずの食欲アップ術

最終編集日:2023/7/24

うだるような暑さとエアコンの利いた室内との温度差にからだがついていかず、だるさや食欲不振を感じている人も多いのでは。いわゆる夏バテの状態だと、つい冷たいそうめんなどの麺類が主食になりがちです。また、口当たりのよい冷たい飲み物やフルーツでおなかを満たしてしまいがちです。このような食事では栄養バランスが乱れ、からだの不調を助長させることに……。

そこで、次のような工夫で食欲を促し、暑さに負けないからだを作りましょう。


●香りの力で食欲をアップ

みょうが、しょうが、しそ、ねぎなどの香味野菜は、爽やかな香りや独特の風味で食欲を刺激してくれます。夏が旬のものも多く、上手に使えば減塩にも役立ちます。刻んだりすりおろしたりして、いつもの料理にプラスしてみましょう。


●酸味で食欲をアップ

酸っぱい食べ物を思い浮かべるだけで唾液が分泌されますが、同時に胃液の分泌も促すといわれています。また、酸味が味覚や嗅覚を刺激することで、食欲を回復させてくれるので、積極的に取り入れましょう。

酢の物などの酢を使った料理をはじめ、味付けにポン酢しょう油やレモンなどのかんきつ類を使うのがおすすめです。


●辛味で食欲をアップ

とうがらしやしょうがなどの辛味成分は、胃の粘膜を刺激して食欲を増進させる効果があります。また、辛いものを食べると汗が出るように、からだの巡りをよくするともいわれています。

香辛料のよく効いたスパイシーな料理も取り入れてみてはいかがでしょうか。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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