冬のカサカサ肌を防ぐには? ~子どものスキンケア

最終編集日:2023/1/16

空気が乾燥する季節は、皮膚がカサカサしたりかゆみを感じやすくなります。子どもの皮膚は大人に比べて薄く、乾燥しやすく、汗をかきやすい特徴があり、肌トラブルが多くなります。しっかりとしたスキンケアで、健康な肌を保つことを心がけましょう。


生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんのホルモンの影響で皮脂の分泌量が多いのですが、生後3カ月頃になるととたんに減り、6歳までは皮脂の分泌量がもっとも少なくなります。乳幼児期から児童期に当たるこの時期は、頬や手足を中心に全身がカサカサしやすくなるため、大人以上にしっかりとしたスキンケアで皮膚の状態を整えてあげることが大切です。


【スキンケアのポイント】

●清潔にする

毎日の入浴で清潔にしましょう。刺激の少ない石けんを泡立て、手のひらで優しく包み込むように洗います。スポンジなどで強くこすらないこと、石けんはしっかり洗い流すことが重要です。


●保湿をする

入浴後は肌にタオルを優しく押し当てるように水分を拭き取ります。その後、清潔な肌に保湿剤を塗ってスキンケアをしましょう。さっぱりとした乳液タイプ、皮膚を覆う効果の高い軟膏タイプ、その中間のクリームタイプなどがあるので、季節や使用感のよさを基準に選ぶとよいでしょう。無香料・低刺激のものがおすすめです。


●紫外線を防ぐ

外出時は、ベビーや子ども用の日焼け止めの使用が好ましいです。日常生活であれば、SPF15〜20、PA++を目安に選ぶとよいでしょう。使用した日はお風呂でしっかりと洗い落とすことも大切です。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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