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子宮内膜が分厚く経過観察に。子宮体がんが心配…

女性/40代
2026/05/29

生理時の出血量が多く、婦人科を受診して検査したところ、子宮内膜が分厚くなっているとのことでした。組織診などの検査では異常が見られず経過観察となりましたが、今後、子宮体がんになったりする可能性はあるのでしょうか?

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

子宮内膜は排卵にそなえて厚くなり、月経になると剥がれて薄くなることをくり返しています。ところが、ホルモンバランスが崩れて排卵が起こりにくくなると、エストロゲンの影響で子宮内膜が厚くなった状態が続くことがあります。


一般的に、子宮内膜が厚い場合、経腟超音波検査で確認し、必要に応じて子宮内膜の組織を採取する病理組織検査(組織診)でさらに詳しい評価が求められます。検査で異常が認められなければ、経過観察となることも少なくありませんが、症状や内膜の厚さによっては再検査が検討される場合もあります。


子宮内膜が厚くなる原因の一つに「子宮内膜増殖症」があり、これは子宮体がんの前段階となることがあります。

子宮内膜増殖症は細胞に異型のないタイプと、異型のあるタイプがあります。細胞に異型がある場合には、悪性化して子宮体がんへ移行する可能性があるため、手術や薬物療法などによる治療が必要です。一方で、異型のないタイプはがん化の可能性は低く、自然に改善する場合もあります。必要に応じて子宮内膜組織の増殖を抑制する黄体ホルモン療法が行われ、定期的に経過を観察します。


今回、組織診で異常がなかったとのことですので、現時点で過度に心配する必要はありませんが、今後も主治医の指示に従って定期的に経過をみていくことが大切です。気になる症状や検査・治療について不安がある場合は、遠慮なく主治医に相談されることをおすすめします。


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