肝機能検査のAST値が高かった。すぐに受診すべき?
肝機能検査のAST値が基準を超えていて、3カ月以内に再検査との結果でした。すぐにでも医療機関を受診すべきでしょうか。今後気をつけることについても教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
AST(GOT)は、心臓や筋肉、肝臓に多くある酵素で、肝機能を評価する指標の一つです。
ASTの数値は、肝炎など肝臓の病気だけでなく、心臓、筋肉の病気、激しい筋肉運動を行ったあと、採血時の溶血(赤血球が壊れること)などで高くなることがあります。また、飲酒、内服薬やサプリメント、肥満などの影響を受けることもあります。
一般的な目安として、数値が高いほど何らかの異常がある可能性が高いことを示します。また、ASTの数値だけでなく、ALT(GPT)やγ-GT(γ-GTP)と合わせて総合的に判断されます。
日本人間ドック・予防医療学会による判定基準では、ASTは30U/L以下が基準値とされ、31~50 U/Lは要注意、51 U/L以上は異常値となっています。
健診結果の指示に従い、3カ月以内に内科などの医療機関を受診されるとよいでしょう。ただし、強い倦怠感、腹痛、食欲不振、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などの症状がある場合や、数値が高い場合は、早めの受診がすすめられます。
ご相談者の場合、AST上昇の原因が必ずしも肝臓の異常とは限りませんが、参考までに、肝臓を健康に保つための一般的な注意点をご紹介します。
●適正体重を目安に、体重のコントロールを図りましょう。
●脂質、アルコールのとりすぎに注意し、バランスのよい食事を心がけることが大切です。
●有酸素運動を継続しましょう。
●疲れをためず、十分な睡眠と休息を心がけましょう。

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