黄色い粘り気のある鼻水が続き不快。副鼻腔炎かも…
風邪をひいたあとに、黄色くて粘り気のある鼻水が2カ月以上も続いていて不快です。そのせいか、頭が重い感じがしたり、ぼーっとしてしまうこともあります。これは副鼻腔炎なのでしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
副鼻腔炎とは、風邪などの上気道炎をきっかけに、鼻粘膜の炎症が副鼻腔粘膜へと広がり、副鼻腔内に膿汁や滲出液がたまる病気です。一般的に、濃い鼻水や鼻づまり、頭重感などの症状が概ね3カ月以上続く場合、慢性副鼻腔炎の可能性が考えられます。
また、副鼻腔は目や頭、頬や上の歯の近くにあるので、炎症が広がって重症化すると「目の奥の痛み」「頭痛」「歯の痛み」などが現れることがあります。不快な症状が続くことで「集中力の低下や不眠」などを招くことがあり、生活の質を左右することもありますので、早めの治療が大切です。
治療は、生理食塩水による鼻うがいと点鼻薬による薬物療法が基本です。改善がみられない場合は、必要に応じてステロイドや抗菌薬の使用が検討される場合があります。
慢性副鼻腔炎の症状は風邪と似ていて、悪くなったりよくなったりをくり返すことが特徴です。また、鼻茸と呼ばれるポリープが見られることもあります。鼻腔や副鼻腔の粘膜が腫れ、狭窄し、鼻づまりのため口呼吸になりやすく、こうした鼻水がのどに流れ込むと後鼻漏(こうびろう)となり、咳や痰を引き起こします。
ご相談者は症状が続き、生活にも支障が出ているとのことですので、耳鼻咽喉科を受診して適切な治療をされることをおすすめします。
生活上の留意点としては、乾燥した空気は鼻やのどの粘膜への負担となるため、室内を加湿し、水分をこまめに補給することが大切です。鼻づまりや痰が絡まる場合には、とくに温かい飲み物をとることをおすすめします。水分摂取と蒸気の加湿によって、鼻水や痰の粘り気を軽減することにつながります。食事はのどごしのよいものや刺激の少ないものを選び、体調が悪いときは活動を少し控えて心身ともにゆっくりするとよいでしょう。

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