インフルエンザの症状が軽かったのはワクチンの効果?
2025/11/04
インフルエンザワクチンを接種したのに、かかってしまいました。ただ、以前にかかったときよりも症状が軽かったのですが、ワクチン接種の影響でしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
インフルエンザワクチンは、感染した場合の発症を抑えることや、発症後の重症化や死亡を予防することに、一定の効果があるとされています。したがって、接種を行ってもインフルエンザを発症することはありますが、症状を軽く済ませたり、重症化を防いだりする効果は期待できます。
インフルエンザにはA型、B型、C型の3つの型がありますが、感染が流行するのはA型とB型です。A型にはさらに複数の亜型があり、またウイルスは同じ型でも少しずつ変異しますので、同じシーズン中に再び感染することがあります。さらに、別の型に感染する可能性もありますので、たとえ一度は感染したとしても、引き続き感染予防対策を徹底しましょう。
予防の基本はウイルスとの接触を避けることなので、手洗いやうがい、マスクの着用など、日頃から感染対策を行うことが重要です。また、インフルエンザウイルスは寒く乾燥した環境を好むため、室内では加湿器などを用い、温かくして過ごすことも感染予防に有効です。

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